キトサンの性質を一言であらわすとしたら、ものを「掴む」あるいは「挟む」といった表現
が適当かと思います。
つまり、掴める物質を見つけると、すぐにそれを包み込むように挟んで
結合してしまいます。
こうした性質をキレートといいますが、それが体内に入っても他の物質には
見られないような様々な特徴的な作用をもたらします。
例えばこれまでの数多くの研究から、
ラットを使った実験でもキトサンを餌に10%添加して飼育すると、
放射線物質[ストロンチウム)を経口投与しても、わずか一日後には、
実験確認されています。
今後の研究の
進展により、さらに新たな作用が発見される可能性も十分あるのです。