ガンが遺伝子の突然変異により起因 そしてガンを引き起こす原因というのは
遺伝子に突然変異をおこさせる誘引要素のこと、すなわち初発因子(発ガンイニシエーター)ということになって
一般に「発ガン物質」と呼ばれるものも含み、私たちの周りには、この初発因子が数えきれないほどあふれています。
発ガン因子の80パーセントは化学物質だといわれておりますが、現在までに2400種類の化学物質に発ガン性の疑いがあると
明らかにされております。
地球上には、まだまだ安全が確認されていない物質が数多く存在するとされています。
したがって今現在は問題にされていなくても、今後発がん性があると指摘される物質が出てくることは十分に予想される
ことです。
それでは現在発ガン性が確認されている、代表的な初発因子をあげてみましょう。
タバコ
ベンツピレン(自動車の排気ガス、タバコのタールに含まれる)
食品添加物
トリプトP1,P2(魚や肉の焼け焦げに含まれる)
アフラトキシン(ナッツ類や穀物につくカビの一種)
放射性物質
紫外線
農薬
ダイオキシン
トリハロメタン(水道水に含まれる)
医薬品
ストレス
活性酸素
B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス
この他にもまだまだ数えきれないほどありますが、もちろんこうした発ガン物質が体内に入ったから
といってすぐにガンを引き起こすわけではありませんが、日常生活において初発因子に気をつけて
おくことは、ガンの予防に大変役立つと思われます。