現代の医療に携わる医師にはおおよそ三つのタイプに分けることができます
① 自分の理解できるかぎられた範囲での治療に固執する医師
② 科学という名のもとに遺伝子治療や大掛かりな機器など最先端技術と知識を
駆使し完璧な治療ができうるものと信じて疑わない医師
③ 科学的根拠が完全に証明されていなくても、治療に有効だと思われる素材
を探し出して、患者さんに提供する医師
これはつぎのように一般論として言い換えることができます
現状維持をこのむ人 最先端を好む人 このままではいけないと苦悩する人
代替医療を行っている医師は③番目にあたいする医師です
今の医療では、公の機関により科学的基準で証明され許可が下りないと
どんなにすばらしい治療法も行うことはできません。
現代社会のルールの中にあって代替医療に携わる医師たちは
少しでも有用な治療法については積極的にその真偽を測りながら
患者さんに提供しようとしてます。
人間という生物を、生活のシステムとして把握しようと思っても
部分を取り出しいかに微細に分析し、かつ精密に追求しても
たどりつけないところがあるのです。
モノをただモノとして切り離して考えることからは
良い結論は得られません。