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三大療法のほかにもいくつか新しいガンの治療法として注目されているものがあります。
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なかでも現在、次世代の有望なガン治療法としてもっとも期待がよせられているのが遺伝子療法でしょう。
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遺伝子療法は、遺伝子の異常に端を発するガンに遺伝子で対抗しようというものです。その治療法には数種類の方法があります
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たとえば,がん細胞に直接ガン抑制遺伝子を注入する方法、ガン細胞に生理活性物質の遺伝子を組み込んだものをワクチンとして利用する方法などです。
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しかし、これら遺伝子を利用した治療法は、日本ではようやく臨床試験段階にはいったばかりのうえ、遺伝子療法に欠かせない遺伝子を選ぶベクターの開発でも欧米に大きく後れをとっており、まだしばらく時間を必要とするようです。
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一方、もともと私たちの体に備わっている免疫力を高めることによって、ガンにも対抗しようというのが免疫療法です。
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ガンに対する免疫療法は、これまで外科療法や化学療法の補助的なものとして行われてきましたが、バイオテクノロジーの進歩により、今日では、次々と新たな療法が開発され注目を集めています。
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これら免疫療法は、直接ガンを叩く外科療法や化学療法などとは異なりもともと体がもっているガン細胞を攻撃する力を高めることで、ガンを排除しようというものです。そのため三大療法のように副作用に悩まされることもなく、患者のQOLを損なわずに治療することができることから、21世紀のガン治療の主流になりうる治療法として期待されています。 その助役として水溶性キトサンは活躍してくれているんじゃないかと思います。