がんから生還した患者は、
50%以上はガンを切り取ってしまう「手術治療」によって
治っています。
残る20~30%は「放射線治療」によって治り。また
血液のガンである白血病や悪性リンパ腫、
前立腺ガンなどのある種のガンは「抗がん剤治療」で
治っている場合もあります、ただし注意したいのは、
「治った人」だけの数字であって、その他たくさんガンでは
死亡することが問題になるのですから、
それらの方法ではたくさんのガン患者が死亡もしているのです。
手術は、ガンに冒された内臓や組織の一部を切り取ることですから
「内臓や組織の一部を切り取っても患者は生きていけること」
「切り取るような大きな負担に耐えられるだけの体力と気力が
あること」
など、治療には最低限の条件が付きます。
放射線と抗がん剤には、吐き気、悪心、脱毛など、似たような強い
副作用がありますから、患者にはこれに耐えられるだけの
気力と体力が必要になります。
いずれも、患者に対して肉多面や精神面で大きな負担
を強いる方法で、治るのはそれらの負担に耐えられる気力や
体力がある段階のガン患者に限られているのです。
そうなってくると、患者の心身に大きな負担をかけず、しかも
確かな効果が得られるガンの治療法は見当たらないので
医師としては施す治療法もなく
ただ、衰えて死に逝く患者を眺めているだけの
やりきれない思いがあるだけになります。
免疫療法は、患者の体内にある免疫システムを利用して
ガンを攻撃させる方法なので、
体力が失われている手術直後の患者や末期ガン
再発したガン患者にも、患者の心身に負担をかける
ことが少ないために応用が可能です。
完全にガンの早期発見ができるのであれば
従来の治療法でも充分にガン治療に威力を発揮
するののですが、症状が現れにくいガンや
症状があっても、例えば胃がんのように胃炎と似た
ような症状を呈することから、
間違えて放置されることもあり、
ガンだと気が付いたときには、ガンが相当進行
していることも多いのです。
このように従来型のガン治療法では対処できない
ガンにも、免疫慮法では治療が可能という
大きな特徴があります。
また周辺に転移していて、手術してもガン
を取りきれず残した場合、あるいは
ガンが残っている可能性が高い場合には
再発予防に抗がん剤を投与しますが、
これも手術で体力が衰えている患者には
辛い副作用があります。
その点、免疫的な手法では、
ガンの再発を抑え込む方法では患者に
そうした苦悩はありません。
しかも、免疫療法では、事実として再発
予防に確かな効果が得られているのです。
免疫療法による臨床では、相当に進行した
ガンでも、手術で主要なガンを取ってしまい
取りきれずに残したガン組織を免疫療法で
潰してしまう方法がもっとも良い結果を
得ているのです。
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